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選択のパラドックスについて。 [Study]

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TED(Technology Entertainment Design)ってご存知でしょうか?


学術・エンターテインメント・デザインなど
様々な分野の最前線で活躍する人物を講師として招き、広める価値のあるアイデアをもとに
定期的にカンファレンスを開催しているグループです。


世界中から選りすぐられた、第一線で活躍されている方々が、
1人約20分の持ち時間で行うプレゼンテーションは、情報として有益なだけでなく
どれもユーモアとウィットに富んだ、素晴らしいものばかり。


過去の講演者には、ミュージシャンでU2のボノや元米大統領のビル・クリントン
元米副大統領のアル・ゴアやGoogle創業者のセルゲイ・ブリン&ラリー・ペイジなど
各界の最前線で活躍する実業家、研究者、アーティストが世代や国境を越えて名を連ねています。


TEDが扱うジャンルは、政治やビジネスなどの話はもちろん、
驚愕の最新テクノロジーの紹介や、音楽のライブ演奏などもあったり
その多岐にわたるジャンルは、アーカイブも膨大でまったく飽きさせません。


コドモの頃みたいに誰からも勉強を強いられなくなった今
オトナになってからの知的好奇心のもと、知識や教養を高めたいと思うときに
こうして手軽に視聴できるのは、とっても便利でありがたいことだなー
と、しとろんはつくづく思います。





今回このスピーカーの、心理学者であるバリー・シュワルツが
「選択の自由」という、社会の根幹をなす教義について
「選択は我々を更に自由にではなく、より無力に
もっと幸せにではなくより不満足にしています」と語っています。


自由の定義もまた、自由なわけではなく
「限られた選択肢の中から、自分でよく考えて決断すること」なんですよね。


パラドックスとはそういうこと。


欲望が実現出来ちゃうと、更なる欲望がアタマをよぎり
次はその欲望を叶えると……いつまでたっても満足はしないのも人間。


隣の芝生はいつも青くミエル。


選択肢があればあるほど、期待値が上がり
得ようとする結果も、より良い結果を求めようとするけど
それは必ずしも比例はしない。


以上を含めて期待値を低く持つことで、驚きのある
いい結果を得たように思えることは、無意識に日常の中にあるパラドックスかも。


良いとか悪いとかではなく、現実として
どうやら、そんな中で毎日を生きているようです☆



広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由―フェルミのパラドックス

広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由―フェルミのパラドックス

  • 作者: スティーヴン ウェッブ
  • 出版社/メーカー: 青土社
  • 発売日: 2004/06
  • メディア: 単行本



パラドックス13

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  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 2009/04/15
  • メディア: ハードカバー



なぜ選ぶたびに後悔するのか―「選択の自由」の落とし穴

なぜ選ぶたびに後悔するのか―「選択の自由」の落とし穴

  • 作者: バリー シュワルツ
  • 出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン
  • 発売日: 2004/10/20
  • メディア: 単行本


※記事中の文字色部は、詳細リンクがありますのでクリックしてみて下さい☆byしとろん
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